歯科コラム~X線撮影における放射線量が心配?~

2020年04月14日

②X線撮影における放射線量が心配?

2011年3月11日の東日本大震災で福島原発事故が起こって以来、放射線の被爆の心配をされる方も多いと思います。また歯科の診断の際に撮るレントゲン写真にも危険があるの?と心配される方がいるのも無理のない事と思われます。
実は歯科で使用するレントゲンの放射線量はごくごく微量です。
治療に必要とされる最低量のレントゲン撮影のみで不必要な撮影はしていません、しかも最新の医療機器はデジタル化している為放射線量がさらに少なくなっております。
安心して下さい。

日常生活では
皆さんは、日常生活を送っていながら被爆していることを知っていますか

宇宙から降り注ぐ宇宙線や地中から放射される放射線などをあわせた自然放射による被曝は、日本では年間1.5ミリシーベルト程度、世界平均1人当たり年間で2.4ミリシーベルトになります。外国では、年間10ミリシーベルトにもなるところもあります。

地球上では、日常生活でもわずかですが被曝していることになります。

例えば、飛行機に乗って東京・ニューヨーク間を往復するだけでも宇宙線を浴び、およそ0.2mSvの被曝をしています。

  |